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手と手を固く結び合う「ハンドファスティング」

PHOTO:ms2855a

ハンドファスティングとは、ヨーロッパの伝統的な結婚式の儀式のひとつです。挙式で新郎新婦の手と手をほどけないように結ぶことで、二人の結婚の誓いを固く結び、夫婦がひとつになったことを象徴するためのものです。

アイルランドやスコットランドでは、現在も伝統としてハンドファスティングを行うカップルが多いそうです。

異教徒から入ってきた習慣のため、特に無宗教ウェディングのカップルに人気の演出となっています。

「ハンドファスティング」という言葉の起源

「ハンドファスティグ」とは古くから存在する「結婚」を意味する言葉です。また、「ハンドファスト」とは「正式に約束を交わす」という動詞を表しており、これも主には結婚の約束のことを指しています。

元々はケルト民族の間で誕生し、歴史的に様々な民族の結婚式で「手を握り合い約束をする」という意味で使われて来ました。ある民族では「結婚」の代わりの言葉としても用いられたこともあったそうです。その後次第にヨーロッパ諸国にも広まり、結婚式で取り入れられ始めました。1990年代にハンドファスティングを行った結婚式の映画が上映され、その影響から人気が広まったとも言われています。

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準備するもの

二人の手と手をつなぐもの:リボンやひも、ロープなどが主に使われます。現在ではアレンジを加え、オシャレなスカーフを使うカップルや、海外で販売されている専用のひもを使う方もいます。

ハンドファスティングに使われるリボンの色には意味があり、赤色は情熱・豊富、黄色は信頼・喜びなど、それぞれ象徴とするものがあります。

行い方

多くの結婚式では指輪を交換する前に行われています。いくつかのやり方があり、演出方法は新郎新婦によって様々ですが、多くの場合ではカップルが向かい合って両手を握り、二人の手と手をリボンで結びます。

結ぶ役は、司会者が行っても良いですし、二人のお世話になった方へお願いしても素敵ですね。これらは通常、誓いや指輪の交換が終わるまで保たれています。

リボンが結ばれている間は、リボンと同じように二人の手も堅く強くつなぎましょう。そうすることで、二人の愛や絆がより強いものとなります。

ワンポイント

二人の手と手をつなぐリボンやひもは、アレンジをしてオリジナリティを出すカップルも多いようです。下記はアレンジ例なので、参考にしてみてください。

  • リボンを式のテーマに合わせた色やデザインにする
  • 一色一色に二人の誓いや約束を込めたカラフルなリボンで二人の手を結ぶ
  • その土地や地域の伝統的な生地や編み方で作ったリボンで二人の手を結ぶ
  • 挙式当日ゲスト全員に短いリボンを持って来てもらい、それを一つにまとめそのリボンで二人の手を結ぶ

まとめ&ポイント

ハンドファスティングはヨーロッパでは伝統的な儀式ですが、日本で取り入れているカップルは少ないため、人とかぶらない結婚式にしたいという方にはオススメです。伝統的な儀式ではありますが、上記のように二人ならではの工夫を加え、ぜひオンリーワンの思い出に残る結婚式にしましょう。

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