ウェディング・プロセッショナルとは
ウェディングプロフェッショナル(Wedding processional)とは挙式の入場行列のことです。キリスト教式を行う場合、宗派によってルールやスタイルが変わってきます。全てのゲストが着席した後、誰からどのように入場するかも、それぞれの宗派によって違います。
ここでは主に、伝統的なプロテスタントとカトリックの挙式スタイル、また類似点が多いユダヤ教の挙式スタイルについて説明します。
もちろんこれらの伝統的ルールに捕らわれず、独自のルールを作ることもできます。また最近では、新郎新婦が一緒に入場したり、ユダヤ教のように両親にエスコートしてもらうカップルも多いです。ほとんど全て好きなように行えます。
伝統的なプロテスタントのウェディング
カトリックの仕様に似ていますが、プロテスタントのウェディング・プロセッショナルは新郎新婦の母親が含まれています。
- 新婦の母親
- バージンロードを通り、新婦の兄妹もしくはアッシャーにエスコートされて座席に着席します。
- 新郎の母親
- 続いて新郎の母親がアッシャーにエスコートされて座席に着席します。
- オフィシアント
- 母親たちが着席した後、サイドドアから入り祭壇で待機しています。
- 新郎とベストマン
- オフィシアントの後、同じサイドドアから入り、祭壇で待機しています。
- グルームズマンたち
- 同じくサイドドアから入場するか、またはブライズメイドをエスコートしてバージンロードを通ります。
- ブライズメイドたち
- ペアで入場し、バージンロードを通って祭壇まで歩き、新婦から遠いところから並んでいきます。もし割り切れない人数の場合、奇数の人が1人で入場するか、グルームズマンとペアになりエスコートしてもらいます。
- リングベアラー
- 一行が所定の位置に着いたら、一人、もしくはフラワーガールとバージンロードを通ります。
- フラワーガール
- リングベアラーのすぐ後、もしくはリングベアラーと一緒にバージンロードを通ります。
- メイド・オブ・オナー
- 一人でバージンロードを通って祭壇まで歩き、新婦の横に立ちます。
- 新婦と新婦の父親
- メイド・オブ・オナーが所定の位置にした後、新婦が父親にエスコートされてバージンロードを通ります。
サイドドアが無い場合は、オフィシアント、新郎、ベストマン、グルームズマンたちはバージンロードを使用します。