ウィッシング・ストーン(Wishing Stones)とは、ゲストから二人への祝福の気持ちを石に込めてプレゼントする演出のことです。ブレッシング・ストーン(Blessing Stones)-祝福の石とも呼ばれます。アイルランドでは、伝統的な結婚式の儀式の一つでもあります。
リングワーミングセレモニーと類似するゲスト参加型の演出で、ゲストが石に祝福の願いを込めたりメッセージを書いて2人の幸せを願います。ゲストからの祝福を形にして残す事で、いつでも結婚式の思い出やみんなからの愛を思い出すことができるため、海外でとても人気の高まっている演出です。
準備するもの
ウィッシング・ストーン(石)
特別なものではなく普通の丸い灰色の石で構いません。メッセージを書いてもらうため、平らで滑らかなものを選んでください。この石は色や飾りを付けてデコレーションをすることもできます。石の代わりに、愛の象徴である水晶やパワーストーンを使っても良いでしょう。また、二人の思い出の場所から持って来た石を使えば、より思い出深い儀式となるでしょう。
石を入れる器
好きなサイズ・形を選びましょう。海外ではこの器を「Wishing Well」や「Blessing Bowl」と呼ぶこともあり、願いが叶う器という意味を表しています。もしくは器ではなく、テーブルの上に小さな噴水を作ることも出来ます。アウトドアウェディングで会場に池や噴水、プールなどがあれば、そこに石を入れても良いでしょう。
メッセージカード
紙質や色などにこだわりカードを選びましょう。もちろんパソコンで自分でデザインしても構いません。また、カードを石に結ぶための紐も、好みや式のテーマに沿って選んでください。「二人へのお祝いの言葉をお願いします!」「新郎新婦に一言ずつお願いします!」などカードに事前に書いておくと分かりやすいでしょう。