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世界中のカップルのリアルウェディング&ラブストーリーが読めちゃう!

スローイング(ライスシャワー・フラワーシャワーなど)

北米では、新婚のカップルを祝福して何かを振り掛ける習慣があります。元々はお米を投げるライスシャワーが伝統的に行われていましたが、近年になってから、それらが環境問題(お米を口にした鳥が消化不良などの原因で死ぬ)が取り沙汰されたため、ライスシャワーが禁止され、替わりに花びらを投げるフラワーシャワーや、バードシード(鳥の餌)を投げるなどといった演出がされるようになりました。

しかし実はこれは単なる迷信で、すでに環境には問題ないことが証明されており、実際にはお米を踏んだ際に滑りやすかったり、会場の制約などによってライスシャワーが淘汰されてきました。現在でもアメリカではライスシャワーが少なからず行われています。

さらに現代ではシャボン玉紙ふぶきなどといった、よりユニークで楽しい演出が替わりにされるようになり、花嫁は自分のスタイルに合った方法でこの儀式を楽しむことができます。

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歴史

この習慣は古代ローマが起源とされており、当時は新婚のカップルを祝福して、豊かさの象徴であった小麦を投げていました。その後中世になり、小麦は同じく豊かさの象徴であるお米に替わりました。

また新婚のカップルにお米を投げることは、子宝に恵まれると信じられていました。さらにお米を投げることによって、悪霊などを追い払うと信じられていました。

世界の習慣

この習慣は北米だけではありません。新婚のカップルを祝福して何かを振り掛ける習慣は世界的に行われています。多くの国がお米や穀物などを投げており、これはお米(穀物)が生活と結びつく貴重な存在であり、繁栄や幸せを願うために結婚式で用いられてきたと考えられます。

また地域によっても特色があり、例えばアフリカではカップルを祝福して彼らにお金を投げます。またイタリアでは紙ふぶきを投げます。モロッコでは、豊作の象徴であるナツメヤシやレーズンを、東ヨーロッパでは小さなコイン、そしてフランスではいまでも小麦を投げます。

さらに他のヨーロッパでは卵を投げるところもあるそうです。これは古代エジプトが起源で、グッドラックの意味が込められているそうです。また驚くことに、イギリスのチューダー時代(1485年~1603年)ではなんと、新婚カップルに靴を投げていたそうです。所変われば品変わるものですね。

演出アイデア

伝統的なライスシャワーもよいですが、それらに代わる演出をすることもできます。結婚式のテーマがある場合はテーマに合わせてアレンジすることもできます。
関連:お見送りアイデア

  • 好きな花の花びら
  • それぞれが花を持つ
  • シャボン玉を吹く
  • バードシード(鳥の餌)
  • 花や草の種
  • ドライラベンダー
  • 落ち葉や葉っぱ
  • いろんな形の紙ふぶき
  • 羽根を混ぜる
  • 折り鶴を混ぜる
  • キャンディーやお菓子
  • スプリンクル
  • 紙飛行機
  • リボンワンズ

まとめ&ポイント

会場によってはライスシャワー/フラワーシャワーの演出が禁止されている場合もあるので、事前に確認が必要です。また演出によっては、掃除しにくいなどの理由で持ち込みできないこともあります。日本の場合、持ち込み料が発生する場合もありますので会場に確認しましょう。

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