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ウェディング「トースト」で祝福の乾杯

PHOTO: Jason Corey

西洋の結婚式ではディナーの前もしくは後に、ウェディングパーティー(両親や付き添い人)によって祝福のトースト(乾杯)があります。これは日本で言う祝辞スピーチのようなもので、一般的には花嫁の父親、新郎、ベストマンメイド・オブ・オナー(マトロン・オブ・オナー)などが行います。

しかし誰がトーストを行うかに決まりは無いので、誰が行っても良いようです。お世話になった方や親しい友人も行うこともあります。

時々、祝福したい気持ちがスピーチを長くしてしまうのか、新郎や新婦の子供の頃から現在に至るまでの思い出を語り始める両親もおり、異様に長いスピーチをする人もいます。日本でも結婚式のスピーチが長いと不評ですが、それは海外でも同じこと。特に料理の前ではゲストをお待たせしないように、スピーチは短めに行うと評価が高いです。

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PHOTO: John Hope

欧米のウェディングで行うトーストは、多くの場合、シャンパン、もしくは他のスパークリングワインなどのアルコール飲料で行われます。トースト用にわざわざシャンパンを用意せず、ゲストが手に持っているドリンクで行われることもあります。

日本の結婚式の演出の一つに「シャンパントースト」がありますが、トーストにシャンパンが多く使われる為、日本ではシャンパントーストとして演出の一つとして人気になりました。

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欧米の披露宴でのトーストの順番

欧米の披露宴でのトーストは一般的に下記の順番で行われます。

  1. ベストマン:新郎側の立会人であるグルームズマンの代表者のこと。
  2. メイドオブオナー:新婦側の立会人であるブライズメイドの代表者のこと。
  3. 新郎新婦
    新郎新婦一緒に行っても良いですし、片方のみ、もしくは一人づつ行っても良いです。ゲスト全員に感謝の気持ちを伝えます。
  4. 新郎新婦の両親
    結婚式のホストが両親の場合は、新郎新婦よりも先にトーストを行います。

腕を交差させるのはなぜ?

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PHOTO: Jay Wu

トーストは新郎新婦が腕をクロスさせた状態でシャンパンを飲み干すこともあります。これは今まで別々に生きて来た二人が結婚式によって一つの家族になるということを意味しているそうです。

これらの起源は定かではありませんが、一説では中国の結婚式のしきたりの”交杯酒”が元になったと思われています。

これは婚礼の夜に新婚夫婦が寝所で杯をとりかわす中国の古くからの儀式のことで、新郎新婦がワインの入ったワイングラスを手に持ち、腕と腕をからませお互いが持っているワインを飲み干すというものです。

日本に伝わったシャンパントーストは、中国の交杯酒の儀式が欧米に伝わり、名前を変えて日本にも広まったようです。

まとめ&ワンポイント

最近ではシャンパングラスに花びらやフルーツを浮かべたり、グラスに二人の名前や結婚式の日付を入れたりとより華やかにトーストを行うことが流行しています。自分たちらしい工夫を加え、ぜひ思い出に残る素敵な瞬間にしてくださいね。

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