ユニティキャンドルとは、伝統的なキリスト教式結婚式のセレモニーです。欧米では定番のセレモニーですが、日本人にとっては認知度はまだそれ程高くなく近年人気が高まっています。
ユニティとは「一つになること」を意味しており、今まで別々に生きて来た新郎新婦の二人が一つの新しい家族になることを意味しています。
日本では定番のキャンドルサービスも、元々はこのユニティキャンドルから来ているそうです。
準備するもの
キャンドル
テーパーキャンドルとも呼ばれる細いキャンドル2本、ユニティキャンドルと呼ばれる、テーパーキャンドルよりも大きいキャンドル1本、合計3本を用意します。
テーパーキャンドルは新郎新婦両家の家庭を表しており、ユニティキャンドルは新郎新婦がこれから築いていく家庭を表しています。
キャンドルは白色のシンプルなものを選ぶカップルが多いですが、色やデコレーション(飾りやリボンの付いたものなど)の種類はたくさんあります。
キャンドルスタンド
3つのキャンドルを置くスタンドです。ユニティキャンドルをセットで購入した場合は、専用のホルダーがついてくる場合もあります。
スタンドがなくてもお皿の上などにキャンドルを置き、ろうが落ちないようにしましょう。
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進め方
まずは教会の祭壇にキャンドル3本、両端にテーパーキャンドルを、真ん中にユニティキャンドルをセットしておきます。そして式の初めに、新郎新婦それぞれの家族の代表一名が、両端のテーパーキャンドルに火を灯します。
火を灯す役割は、通常は二人に命を授けた母親がする場合が多いのですが、もちろん父親でも構いませんし、両方にお願いしても良いでしょう。そして新郎新婦は母親が火を灯したキャンドルを持ち、真ん中のユニティキャンドルに一緒に火を灯します。
二つのキャンドルの炎が一つになることで、新しい家族の誕生を表しています。ユニティキャンドルに火を灯した後も、通常はテーパーキャンドルの火は灯したままにします。結婚して新しい家族になったとしても、両家の新郎新婦に対する愛や絆は変わらないからです。
しかし、カップルによってはテーパーキャンドルの火を消す場合もあります。この場合、二人が両親から自立をして新たな家庭を築いていくという意味が示されています。もちろんルールはないので、どちらでも構いません。
まとめ&ポイント
ユニティキャンドルは、伝統的なキリスト教式のセレモニーですが、宗教にとらわれない人前式にも取り入れる事ができます。美しい炎に愛を誓うこの儀式では、家族がつなぐ火の温もりから、とても温かな家族の絆を感じる事ができる演出でしょう。
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Tags: ユニティセレモニー, 挙式, 演出アイデア