ブレンディングワインとは、二種類のワインを混ぜることで二人の夫婦としての絆を表すセレモニーのことです。
挙式で行うセレモニーと言うと、ユニティキャンドルやサンドセレモニーなどが海外では定番となっており、ブレンディングワインの知名度はまだ高くありません。そのため、友人がまだやったことがないセレモニーを行い、オリジナリティのある結婚式をしたいというカップルに取り入れられています。
また、式で使ったワインは思い出の品となり、毎年記念日に二人でワインを飲みながら思い出を振り返ることができるというところから、お酒好きなカップルにもオススメの儀式です。
準備するもの
ワイン
赤と白のワイン一種類ずつ、新郎用と新婦用の二種類を選びます。ワインの味には、渋いものやすっきりとしたもの、甘いものなど様々あります。どのようなワインでも構いませんが、二種類を混ぜて使うため事前にしっかりと試飲を行い、混ぜても味が良いものを選んでおきましょう。
また、二人の出身地や思い出の場所のもの、思い出の年のワインを選ぶカップルもいます。ラベルを二人の結婚式用に新しく作り、ボトルに張っても素敵ですね。
ワインを入れる器
ワイングラスや小さめのデカンタなどの器2つと、少し大きめのワイングラスやデカンタなどの器を1つ用意しましょう。グラスもデザインにこだわって選ぶとよりオシャレになります。
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進め方
挙式の祭壇に、2つのデカンタを両端に、ワイングラスを真ん中に置きます。デカンタには新郎新婦がそれぞれ選んだワインを入れ、真ん中のワイングラスは空にしておきます。なお、ここは最初からワインを注いで準備しておいても良いですし、演出として誰かに注ぐのをお願いしても良いでしょう。
新郎が選んだワインとは、新郎の性格や経験など生まれてから今に至るまでの新郎と、新郎を育てて来た家族を表しており、新婦のワインも同様に新婦と新婦の家族を表しています。
それら二つのワインを、二人で真ん中のワイングラスに注ぎ入れます。二つの全く別物だったワインが一つに混ざり合うことは、今まで別々に育ってきた二人が一つの新しい家族になる事、二つの家族が一つになることを表しています。
このようにして混ざり合ったワインは、もう二度と元に戻る事はありません。そして最後に、夫婦の絆の証として出来上がったワインを新郎新婦が一口ずつ飲みます。
まとめ&ポイント
結婚とは、ワインの味のように甘い時期もあれば苦い時期もあります。元々は他人である二人が家族として一つになるためには、お互いを思い合い努力をすることがとても大切です。夫婦として一緒に経験と時間を重ねることで、良質なワインのように家族としての絆がより深まっていくのです。
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Tags: ユニティセレモニー, 挙式, 演出アイデア