みなさんはジューンブライドという言葉をご存知でしょうか?
結婚式をしようと考えたときに、一度は耳にする言葉かもしれません。
ジューンブライドと聞くと、結婚式を挙げるのに良いシーズンと思い浮かべる人が多いでしょう。
しかし、ジューンブライドとは直訳すると6月の花嫁のことを言い、日本においては梅雨の時期と重なるために、本当にジューンブライドで幸せになれるの?と疑問を持つ人も多いはずです。
そこで今回は、幸せになれると言われているジューンブライドの由来についてご紹介いたします。
1、ギリシャ神話の女神ユーノー
みなさんはギリシャ神話に出てくる神々について知っていますか?
この神話に出てくる神様ゼウスと女神ヘラがのちのジューンブライドに関係しているという説があります。
ゼウスはのちにローマでユーピテルと言われる神で、人類の家族の守護神とされていました。
そして、その妻にあたるヘラという女神はのちにユーノーと言われ、家庭や子供・女性の守護神とされていました。
ユーノーとは、英語でJUNOというスペルで、英語の6月JUNEはこのJUNOからきていると言われています。
そのため、ユーノーは6月の女神とされ、子宝や結婚に恵まれていた事にあやかり、6月の花嫁は幸せになれるということが言われるようになりました。
このことから、ジューンブライドは直訳では6月の花嫁ですが、今では幸せになれる花嫁という意味で使われるようになったと言われています。