結婚が決まると、結婚式の準備で忙しくなったり、新生活になかなか慣れなかったりと大変なことがたくさんありますね。ですが、同時進行でやらなければいけない手続きもいくつかあるのです。
入手するものや提出するものなどたくさんありますが、これからご紹介する手続きなどを参考にして、結婚準備を楽しみながら一つ一つ片づけていきましょう。
婚姻届を出す
まずは婚姻届けを出しましょう。これが提出されていないと、法律上結婚したことになりません。
婚姻届けは役所で入手し、2人かもしくは代理人に提出してもらうことができます。提出は、365日24時間できますが、夜間に提出すると預り扱いとなり、もし婚姻届に不備があった際は入籍日がずれてしまうこともありえます。入籍日を特定の日にしたい場合には気を付けましょう。
さらに婚姻届と一緒に提出したり手続きしておくと、時間短縮になるものがいくつかあります。
転入届や転居届、住民票や新しい戸籍謄本・抄本、国民健康保険の手続きや印鑑登録などがあたります。以下紹介していきますので、これらも同時に手続きしていきましょう。
転入・転居届
結婚して居住先が変わる場合、引越しをしたら14日以内に転入届または転居届を役所に提出しなければなりません。
婚姻届を提出して苗字が変わったり、住所の変更の手続きが済むと、住民票や印鑑の登録、国民健康保険、パスポートや運転免許証などの変更を一気に済ますことができます。
また、役所に提出するものではありませんが、クレジットカードの名義変更や生命保険、通帳などの変更もスムーズに行うことができます。まずは転居届を出してから、各種住所変更が必要な登録の変更を行っていきましょう。
戸籍謄本・抄本
入籍や引越しが終わると、新しく戸籍謄本を申請します。必要なものは、身分証明書です。
会社の手続きなどで必要になるものなのでいくつか入手しておくといいでしょう。
運転免許証
運転免許証はいろいろな手続きの身分証明として使うことが多いので、早めに変更の手続きをするのがよいでしょう。
必要なものは、今使っている免許証、住民票、新しい住所が記載してある書類、顔写真です。
運転免許の変更は、近くの警察署や運転免許試験場で変更することができます。
パスポート
すでにパスポートを持っている人は訂正のみを提出すれば完了です。
しかし、サインの部分は変更されないため、旧姓と新姓を間違わないように気をつけなければなりません。
新たにパスポートを申請する場合は、約一週間かかります。持参するものは、申請書と6カ月以内の戸籍謄本・抄本、住民票、印鑑、顔写真、身分証明書、未使用の官製はがきです。
新婚旅行に海外へ行くというような場合にはパスポートが必要になりますので、早めの取得を心がけておきましょう。
ライフラインの住所の修正
結婚して居住先が変わる場合、電気やガス、水道などの手続きは引越しの一週間前までに手続きをしておくといいでしょう。もし今まで契約しているものがあれば、その解除と新たな住居の契約が必要になります。
固定電話やインターネットの回線、新聞などの手続きが必要になることもあります。変更する必要のあるライフラインをリストアップして、効率よく変更していきましょう。
まとめ
結婚するにあたって、日本では特に女性はさまざまな手続きや変更が必要となってきます。いつどこでどのような手続きをしていくべきかを把握し、効率よく行っていきましょう。
結婚式の準備や職場での手続き、新たな生活が始まったりとやることがたくさんでメゲそうになるかもしれませんが、ひとつひとつの準備や手続きも楽しみながらできるといいですね。