ファーストダンスはプロムなど特定のダンスを踊る際の”最初のダンス”という意味で、結婚式で行われるファーストダンスとは、レセプション(披露宴)の際に行われる新郎新婦が踊るダンスのことです。このファーストダンスは、その後続く親子父娘ダンスや母息子ダンス、さらにはブライダルパーティーやゲストも交じってのダンスタイムの開口となるダンスになります。
ファーストダンスは近年のヨーロッパやアメリカのレセプションで伝統的に行われている習慣のひとつです。日本では結婚式にダンスを踊るということはあまり馴染みがないですが、アメリカやカナダなどでは一般的な習慣で、この日の為にダンスレッスンを受けるカップルもいます。
ダンスの種類
昔はワルツが踊られていましたが、近年では特に決められたダンスはなく、どんなダンスを踊るかはカップルの好みによります。
ファーストダンスに踊られるダンスの種類はさまざまで、軽くステップを踏む、もしくはロマンティックに2人で揺れているだけのものもあれば、本格的なサルサやバックグラウンドにちなんだ民族ダンスなどのダンスを踊るカップルまでいます。
比較的人気のダンススタイル
- フォックストロット(Foxtrot)・・・アメリカの社交ダンスのひとつで、比較的テンポが早く、2拍子または4拍子で踊るダンス。
- メレンゲ(Merengue)・・・ドミニカ発祥のダンスで、テンポが速く2拍子で踊るダンス。シンプルでラテンダンスの中でも最も簡単なダンス。
- スウィング(Swing)・・・スウィング時代(1920~40年代)にアメリカを中心に発展したカップルダンスの総称。社交ダンスをよりカジュアルにしたスタイルで、リンディホップやチャールストンなどといった種類があります。