ハネムーン(新婚旅行)は、新婚の夫婦が結婚を祝い旅行に行く伝統的な習慣です。日本では坂本竜馬夫婦が日本発のハネムーンを行ったとして有名ですね。
最近はハネムーンに行かないカップルも増えていますが、ハネムーンは二人とも働いていて普段はなかなか休みを合わせずらいカップルでも、長期間休みが取れる絶好のチャンスでもあります。
ハネムーンの旅行先は、一昔前では、ハワイやグアムなどの南国や、ヨーロッパなど海外にハネムーンに行くカップルが多かったですが、最近は円安の影響で、ハネムーンに日本国内を選ぶカップルも多くなってきています。
ハネムーンの語源は?
ハネムーンという言葉は、honey moon からの外来語と言われています。蜜と月を意味することから、日本では蜜月とも言われています。また、古代から作られている蜂蜜酒も深く関係していて、古代のゲルマン民族の間では、結婚してから30日の間に蜂蜜酒を作る風習があり、honey moon のmoon は、月ではなく、暦を示すmoon として使われ、蜂蜜と30日という月の言葉が組み合わさってできた言葉になります。ゲルマン民族が、なぜ蜂蜜酒を作っていたかというと、蜂蜜には精力を増進させる効果やミツバチの多産にあやかり、元気で健康な子どもにたくさん恵まれますようにと願いが込められて蜂蜜酒が飲まれていたという言い伝えがあります。
そして、honey には、蜂蜜という意味だけではなく、愛おしい人という意味もあることから、結婚後の期間をhoneymoonと呼ぶようになりました。