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花嫁のブーケを選ぶポイントと花のタイプ

伝統的に花嫁は結婚式でブーケ(Bouquet)を持ちます。ブーケはいくつかの花で作られた花束で、結婚式で花嫁を象徴する一つでもあります。

挙式中はメイド・オブ・オナーが花嫁の代わりに花嫁のブーケを持ちます。また結婚式の最後にはブーケトスを行い、この際にブーケをキャッチした女性が次に結婚すると言われています。ブーケを押し花やドライフラワーなどに保存しておきたい場合は、ブーケトス用のブーケを用意することもあります。

歴史

花嫁のブーケはもともと、悪霊などを追い払うため、ニンニクやイノンド(英名はディル)と呼ばれるハーブを運んでいました。古代のヨーロッパでは、香りの強いニンニクやハーブ、スパイスが、疫病や悪霊、不幸などから身を守るものとされていました。また古代ギリシャやローマでは、新郎新婦がハーブやスパイスで作られたガーランド(花輪のこと)を首につけ、新しい生活や希望や豊かさの象徴とされていました。

その後、これらはハーブやスパイスの代わりに花に置き換えられ、今日では結婚式でのブーケは花嫁を象徴するようになりました。現在でもブーケにこれらのハーブを取り入れる花嫁もいるそうです。

伝統的なブーケはアイビーやアザミ、ヒースが含まれていました。またブーケにセージを使う場合は知性、イノンドは性欲、小麦は繁栄を象徴していました。しかし現在では伝統的なものにこだわらず、多くの花嫁は独自のスタイルや色、形などで花を選んでいます。

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ブーケのスタイル

ブーケはいくつかの異なるスタイルがあり、ドレスによって合うスタイルが変わってくるので、ウェディングドレスのデザインを決めてから、それに似合うブーケのスタイルを選ぶと良いです。

使う花のタイプを決める

ブーケを選ぶ際、本物の花を使うか、シルクフラワーなどの造花を使うか、予算や好みなどによって選ぶと良いでしょう。それぞれの特徴は次のとおりです。

生花

花嫁のブーケは大抵の場合生花を使うことが多いです。本物はもちろん見た目の輝きが違います。手で触ればもちろんのこと、香りや雰囲気も造花に比べると格段に良いことは言うまでもありません。しかし生花の場合はお値段が一番高くなります。また生花のブーケは重くなります。

シルクフラワーなどの造花

軽く取り扱いも楽という利点があります。早めに準備をしておけて、しかも本来ならば季節外れで手に入らない花なども使うことができることができます。また結婚式後も手元に残すことができます。

造花の質はピンきりで、シルクフラワーやアートフラワーといった造花はかなり精巧にできているので、本物と見間違えるほどです。お値段もピンきりで、本物の花と比べると安価に購入することができますが、質の高いものやこだわったりアレンジだと生花よりも高くなる場合もあります。費用を抑えたり、どうしても使いたい花があるような場合は、造花を部分的に取り入れるなどのアレンジをしてもらうと良いでしょう。

プリザーブドフラワー(preserved flowers)

プリザーブドフラワーとは生花のしっとり感を残して、長く保存できるように特殊加工をした花のことです。1991年にフランスで製法されました。軽く、水をあげる必要がなく、生花のような瑞々しい質感があるのが特徴です。こちらも造花同様、結婚式後も保管ができるとあって最近の結婚式では人気が高まっています。

プリザーブドフラワーはその性質上、花を隙間無く配置するような構成になってしまうので、どうしてもアレンジが限られてしまいますが、シルクフラワーなどの造花と組み合わせることによってアレンジの幅が広がります。

お値段は加工がされているため生花よりも高めです。結婚式後にブーケを保存するためプリザーブドフラワーに加工するのであれば、最初からプリザーブドフラワーのブーケを選ぶと手間が省けます。

ブーケを選ぶポイント

花は生きているので、花によってはシーズンがあります。使いたい花がオフシーズンの場合は値段も高く、手に入れることが困難な場合もあります。

ブーケ選びのポイントは、使いたい花から選ぶのではなく、イメージやテーマカラーを決め、そのシーズンに合った花の中からイメージに合ったブーケを選んだり作ってもらうと良いでしょう。シーズンに合わせた花を使うことで季節感も演出できます。

まとめ&ポイント

日本結婚式場ではブーケは持ち込みOKのところが多いようですが、会場によっても違うので、ブーケの持ち込みが可能かどうか会場に確認をしてください。

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