新郎は結婚式の日、心臓に最も近い左襟にブートニアを身につけます。ブートニアは通常は花嫁のブーケと合わせたスタイルのものが選ばれます。
ブートニア(Boutonniere)は、1つまたはいくつかの小さな蕾や花で構成されていて、花嫁のブーケと同等の意味をもちます。ブートニアは元はフランス語で、ボタンホールの花という意味です。英国では単にボタンホールフラワー(Button hole flowers)と呼ぶこともあります。
歴史
ブートニアの起源は16世紀、悪臭や病気、不幸や悪魔などを追い払うためのものでした。結婚式において花嫁のブーケと同等の意味があり、臭いや病気に対する保護の目的がありました。
ブートニアは男性的な豪華さを表しており、男性のスーツのためのアクセサリーとして5世紀以上の歴史を持っています。現代では主に結婚式などの特別な行事の際に、男性の衣装の一部として用いられています。