欧米の結婚式では昔から、結婚式で花嫁が身に付けると幸せになるという4つの縁起ものがあります。サムシング・オールド、サムシング・ニュー、サムシング・ボロー、サムシング・ブルーの4つで、これらを身につけた花嫁は幸せになるという言い伝えがあるようです。この伝統は英国のマザーグースの童謡 (“Something Olde, Something New, Something Borrowed, Something Blue, A Sixpence in your Shoe”)から来ているそうです。英国の故ダイアナ妃も、結婚するときにこの伝統を守ったことが伝えられています。
サムシング・オールド
サムシング・オールド(Something Old)とは、何か古いものという意味で、これは先祖や継続を象徴します。サムシング・オールドには、先祖代々伝わった宝飾品などが一般的です。その他にもアンティークのアクセサリーや懐中時計、ヴィンテージのハンカチや小物などを取り入れた演出がされています。
その他にサムシング・オールドのアイデアとして、以下があげられます。
- 先祖代々伝わった指輪
- 祖父母の写真をアンティークロケットに入れて身に付ける
- アンティークのティアラ
- アンティークのブローチ
- ヴィンテージレース
- アンティークの鍵をブーケにつける
- 移動にクラシックカーを使用する
- アンティークのブーケホルダー
サムシング・ニュー
サムシング・ニュー(Something New)とは、何か新しいものという意味で、これは未来を象徴します。欧米ではウェディングドレスをレンタルよりも購入することのほうが多いので、新しく購入したドレスやシューズなどが当てはまります。
他にも新しいものなら何でも構わないので、これらは比較的条件を満たしやすいでしょう。新しいという意味で、最新のガジェットを取り入れた演出も良いかもしれません。
その他にサムシング・ニューのアイデアとして、以下があげられます。
- 新しく購入したウェディングドレスやシューズ
- 新しく購入したイヤリングなどのアクセサリー類
- 結婚式の日に使用する新しく購入した下着
- 結婚式の日に使用するために新しく購入した化粧ポーチや財布
- 新しいストッキング
- 新しくデザインしたネイル