デスティネーションウエディング(Destination wedding)とは、日本でいう海外挙式(海外ウエディング)・リゾートウェディングのことを言います。
海外などの少し離れた地域に行き、旅行をともなった非日常的のなかで行う結婚式です。
地元や居住地近くで行われる結婚式のことを、対義語としてローカルウエディングという言葉もあります。
デスティネーションウエディングの魅力は?
デスティネーションウエディングの魅力は、なんと言っても旅行と結婚式を合わせて行うことができることです。新婚旅行と結婚式を合わせて一気に行うことができるため、休みが取れづらい新郎新婦などには、特におすすめの結婚式のやり方となります。
また、リゾート地でゆっくり過ごせるため、非日常な空間を味わうことができ、その土地で多くの思い出を作ることができます。
日本人に人気のスポットは?
日本人の人気のデスティネーションウエディングスポットは、ハワイやグアムをはじめとした南国リゾートが人気です。ビーチがあったり自然を存分に感じることができるので、開放的になれるようです。
他にも、日本からわりと気軽に行くことができるタイやシンガポールなどのアジア圏も人気があります。
また、日本国内では沖縄が人気となっています。どの人気スポットも、リゾート感覚を味わうことができ、非日常な空間を満喫できるスポットです。
新婚旅行では人気のオセアニア地方のオーストラリアやニュージーランド、そしてドイツやフランス、イタリアなどがあるヨーロッパ地方の人気も高いですが、長距離ということや結婚式をするうえで、言葉の壁がネックとなり、デスティネーションウエディングにおいては、それほど高い人気はないようです。
デスティネーションウエディングを行うためには?
最近では、デスティネーションウエディング専門の会社やプランナーがいるため、気軽に安心して海外で結婚式を行うことができるようになりました。
新婚旅行とは違い、デスティネーションウエディングは、現地で結婚式を挙げることが目的となるので、打ち合わせなどでは海外と日本でのやり取りが必要になってきます。
日本の企業が海外進出し、海外で店舗や式場を持っている場合、海外とは言っても、現地の日本人スタッフと打ち合わせが可能となります。
しかし、中には現地の外国人スタッフと打ち合わせをしなければならないこともあり、仲介業者などを選ぶ際には、大切なポイントとなります。
衣裳の手配などは?
デスティネーションウエディングでは、当日に着るドレスやタキシードは、日本で決めることが多いようです。ドレスやタキシードは、やはり何度も試着やサイズ合わせを重ねていかなければなりません。
最近多いのは、日本で選んだドレスやタキシードと同じものを海外の店舗にも用意しておき、送るという手間を省くスタイルです。これは、日本のドレスショップと現地のドレスショップが、密に連絡を取り合ってくれるので、新郎新婦にとっては、負担が軽くなりとても大きなメリットとなります。
しかし、オーダーメイドのドレスやタキシードは、現地に直接送ることとなります。こんなときも、専門のプランナーに頼るのがよいでしょう。
まとめ
海外とのやり取りは勝手が違ったり、言語の問題もあり、なかなか思ったようにいかずに不安になることもあると思います。自分のできる範囲のキャパオーバーにならないように、専用の業者やプランナーにお願いするなどして、負担を軽減していくと良いでしょう。
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