プロテスタントとは、カトリックと同じくキリスト教から派生した宗教で、16世紀の宗教改革で衰退した教会に抗議したことからプロスタント(プロテスタントは抗議の意味)と呼ばれるようになりました。ヨーロッパやアメリカに多い宗教です。
伝統的なプロテスタントの挙式
プロテスタントの挙式の場合、牧師と呼ばれるオフィシエントが挙式を執り行います。(神父と祭司は同じ聖職者で、宗派によって呼び名が違います)新婦はウェディングドレス、新郎はタキシードの衣装で、2人は牧師の前で結婚の誓約をします。
ウェディング・プロセッショナル(入場)の順番
カトリックの仕様に似ていますが、プロテスタントのウェディング・プロセッショナルは新郎新婦の母親が含まれています。
- 新婦の母親
- バージンロードを通り、新婦の兄妹もしくはアッシャーにエスコートされて座席に着席します。
- 新郎の母親
- 続いて新郎の母親がアッシャーにエスコートされて座席に着席します。
- オフィシアント
- 母親たちが着席した後、サイドドアから入り祭壇で待機しています。
- 新郎とベストマン
- オフィシアントの後、同じサイドドアから入り、祭壇で待機しています。
- グルームズマンたち
- 同じくサイドドアから入場するか、またはブライズメイドをエスコートしてバージンロードを通ります。
- ブライズメイドたち
- ペアで入場し、バージンロードを通って祭壇まで歩き、新婦から遠いところから並んでいきます。もし割り切れない人数の場合、奇数の人が1人で入場するか、グルームズマンとペアになりエスコートしてもらいます。
- リングベアラー
- 一行が所定の位置に着いたら、一人、もしくはフラワーガールとバージンロードを通ります。
- フラワーガール
- リングベアラーのすぐ後、もしくはリングベアラーと一緒にバージンロードを通ります。
- メイド・オブ・オナー
- 一人でバージンロードを通って祭壇まで歩き、新婦の横に立ちます。
- 新婦と新婦の父親
- メイド・オブ・オナーが所定の位置にした後、新婦が父親にエスコートされてバージンロードを通ります。
サイドドアが無い場合は、オフィシアント、新郎、ベストマン、グルームズマンたちはバージンロードを使用します。